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ソーシャルビジネス推進イニシアティブ委員からのメッセージ
ソーシャルビジネス推進イニシアティブ委員の方々から寄せられたメッセージをご紹介します。
親川 善一氏
シマンチュビジネス協議会(仮称) 事務局長(特定非営利活動法人調査隊おきなわ 理事長)
大量生産大量消費型の東京の画一的な価値観から脱却し、地域が大切にしてきたものにもう一度立ち返り、新たな他のどこにもないビジネスを沖縄で創出していく
沖縄には、日本人が昔から大事にしてきた知恵や文化が沢山残っています。そして、沖縄は、シマ(地域)に残る様々な資源を多様な価値観をもって活用し、新しいビジネスを創出していける可能性を最も秘めていると考えています。
今、都市の画一的な価値観から脱却し、大量生産大量消費型の社会が生み出してきた様々な課題を解決していくためには、地域の人々の思いや多様な価値観をもう一度すくい上げ、規模や数字では測れない、地域の「誇り」や「しあわせ感」をもたらすビジネスを創出していく必要があるのではないでしょうか。
戦後、教育やマスメディアが中央から地方へ一律に同じ情報、文化、言葉を流し続けてきたことによって、良いことも多くありましたが、私達はあまりにも画一的で経済偏重主義の価値観に浸かりすぎてきたといえます。東京を中心に発信される情報は、大都市の生活スタイルを地方にも根付かせてきました。都市のみでは無く、地方までもが大量生産大量消費を繰り返してきたことが、地域の豊かな知恵や資源を見失わせ、第一次産業の地位を下げ、自然豊かな日本の環境を犠牲にしながら経済発展をとげてきました。しかし、それが様々な社会問題を生み、このままの発展モデルを続ける事自体に限界が見えていることは明らかです。そのひとつの解決手段としてソーシャルビジネスが期待されているのだと思います。
「ソーシャルビジネス」と一つの言葉で統一され、日本の各地域で刺激しあいながら、大きく推進されることを期待しつつも、同じ言葉、画一的な価値観に逆流することを避けるために沖縄の協議会は「シマンチュビジネス」と称して、私たち沖縄県人が大切にしてきた沖縄独特の知恵や文化を活かして、生産者と消費者がともに「しあわせ感」を抱けるビジネスを推進していこうと考えています。
※沖縄の方言で「シマ」は地元または地域、「チュ」は人の事です。
「シマンチュ」は地域に住む人、地域に関わる人の意味です。

親川 善一氏
シマンチュビジネス協議会(仮称) 事務局長(特定非営利活動法人調査隊おきなわ 理事長)
1963年沖縄県生まれ。1999年に那覇市のとなり町南風原町(はえばる)にて市民による番組の制作を始め地元ケーブルテレビでの放映を始める。沖縄から県外へ番組を発信する事を目的に2002年NPO法人調査隊おきなわを設立、県外のケーブルテレビなどで番組を放映。また、「沖縄県NPOプラザ」「沖縄県地域づくりネットワーク」などの中間支援機関の事務局の運営など、地域のソーシャルビジネスの支援にも関わっている。

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